キャットフードは賢く選ぼう

キャットフードの賞味期限

キャットフードはいつでも手軽にあげられる猫の餌として、基本的に日持ちがするように作られています。

しかしそんなキャットフードでも食品である以上、安全性や味などの品質が最適な状態で保持される賞味期限が存在します。

そしてキャットフードの賞味期限は、主に水分含有量による形状の違いや包装状態の違い、開封前と開封後により、おおよその目安が定められています。

ドライキャットフードとウェットキャットフードを例にすると、ホームセンターで販売されているような一般的メーカーのドライキャットフードの賞味期限は、未開封状態でおよそ1年、開封後は一カ月が目安とされています。

ドライキャットフードは密封性の高い包材で包装されていますが、未開封状態でも少しずつ劣化が進み、1年程度で品質や味が低下すると考えられています。

また開封後は水分含有量が10%以下の為、比較的保存がききますが、外見的には変化がなくても酸化が進むとされています。 したがって製造時の最適な品質を維持したまま猫に与えられるのは、常温保存で一カ月程度だと考えられています。

そしてウェットキャットフードの賞味期限は未開封状態だと、缶詰はおよそ3年、レトレトパウチは2年など、商品形態によって差があります。 同じ未開封状態のドライキャットフードより期限が長いのは、個別に充填され空気を抜いて密封され、しっかりと殺菌されているからです。

そして開封後は冷蔵庫保存が推奨され、およそ24時間が賞味期限とされています。 ウェットキャットフードは水分含有量が75%以上あり細菌が繁殖しやすいので、生鮮食料や調理した料理に近い賞味期限の設定となっています。

以上の賞味期限は一般的にキャットフードのパッケージに記載してありますが、それはあくまでキャットフードにとって最適な保管場所、なおかつ適切な方法で保存した場合の目安です。

状況によっては賞味期限が短くなる可能性も十分にあります。 例えば梅雨時や夏期などの高温多湿下でドライキャットフードを保管すると、カビが生えたり虫が繁殖する場合があります。 直射日光の当たる場所や、温度変化が激しい場所なども、キャットフードの賞味期限に影響を及ぼす環境的要因の一つです。

また保存方法の違いとして、開封後一カ月以内であっても、包材のまま輪ゴムなどで簡易に縛るだけでは、短期間で酸化して品質が低下してしまいます。 さらに保存料を使っていない高品質のナチュラルフードは、同じ保管状況でも早く劣化してしまう傾向があります。

ですのでキャットフードの賞味期限は様々な要因で変動するという認識を持ち、期限内だから与えても大丈夫だと安易に判断せず、その品質には日常的に注意する必要があるでしょう。